

立秋 8月7日から 暦の上での秋の始まり
処暑 8月23日から 暑さが峠を越えるころ
暦の上では秋の始まり

8月7日は立秋。暦の上では秋の始まりです。実際には夏真っ盛りで秋はまだまだ遠いように感じますが、季節のご挨拶も立秋からは「暑中お見舞い」から「残暑お見舞い」に変わります。暑い中でも秋の気配は徐々に近づいてきます。8月も後半になると夕方ごろからひぐらしや秋の虫の声が聞こえてきたり、空を見上げるとうろこ雲が見られたり、小さな秋を見つけることができます。8月はお祭りなど、夏らしい行事も多い時季なので、夏を思う存分楽しみつつ、迫りくる秋にも思いを馳せたいものです。
お盆の過ごし方

8月といえばお盆休み。お盆は先祖の霊を家に迎えて供養し、感謝する行事です。旧暦の頃は7月15日に先祖の霊が帰ってくるとされており、今でも7月にお盆を行う地域もありますが、新暦では8月半ばにあたるため、多くの地域では8月15日を中心にお盆が行われています。8月13日は迎え盆。迎え火を焚いたり、盆提灯を灯したりして、ご先祖様が迷わず帰ってこられるように目印を作ります。8月15日の中日には、ご先祖様の霊が家に滞在しているとされるため、供養や法要、親族の集まりなどが行われます。お盆最終日の16日は送り盆。ご先祖様に感謝し、再びあの世へ送り出します。迎え火を焚いた場所(玄関先や庭など)で、送り火を焚くのが一般的です。また、地域によっては、灯籠流しや精霊流しなどの形で、川や海に送り出す場合もあります。ところで、お盆のお供え物としてよく見られるきゅうりとなすに爪楊枝の足をさしたものは、精霊馬といい、ご先祖様があの世と自宅を行き来するための乗り物です。行きは足の速い馬を表すきゅうりで早く帰ってきてもらい、帰りはなす(牛)でゆっくり帰ってもらうという願いが込められています。
お盆の時期は、各地でお祭りも行われますが、お祭りで踊られる盆踊りも元々は先祖を供養するための踊りです。感謝の気持ちを込めて踊りたいですね。 旅行やレジャーを楽しむのも良いですが、ゆっくりとご先祖様を供養し感謝する時間も大切にしたいと思います。
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