35th anniversary 京阪百貨店守口店開業35周年

History

京阪百貨店守口店の歩み

守口店オープン 1977.02

守口市駅前再開発事業の始動
京阪百貨店守口店、オープン

1977(昭和52)年2月、守口市は守口市駅前再開発事業を決定し、新しい町づくりに着手しました。京阪電鉄は同事業に守口車庫跡地を提供しており、守口市から大規模小売店の出店を要請されました。かねてより本格的な百貨店事業への進出を検討していた京阪電鉄は出店を決定したのです。
1983年4月に株式会社京阪百貨店を設立、新会社の企業理念は「人間愛」、京阪百貨店のキャッチフレーズは「きれいな百貨店」と決定。
1985年10月12日、開店当日は、あいにくの雨模様にもかかわらず早朝からお客様が詰めかけ、約1万2,000名が行列を作りました。
午前10時にオープンすると、先着1万名に用意した粗品はわずか30分余りで品切れとなりました。

1988~1990 拡大と変革

販売促進活動の拡充、
舞妓さんによる駅弁販売

開店当初の販売促進活動で話題になったのは、1988年2月23日に京阪電車淀屋橋発三条行特急の車内で行われた舞妓さんによる駅弁販売でした。これは、「第3回諸国(おくに)自慢駅弁とうまいもの大会」をPRするための企画で、用意した駅弁100個がまたたく間に売り切れました。

8階増築に伴うテニススクールの閉校、
8階テラスにて喫茶「サミット」オープン

開業以来親しまれてきた京阪テニススクール(屋上にコート一面、受講生約200名)は8階の増築工事に伴い1989年3月15日のレッスンを最後に閉校しました。8階のテラスでは喫茶「サミット」が営業を開始しました。(1997年閉店)。

大にぎわいの花博サンドイッチ

1990(平成2)年4月1日から9月30日まで、大阪市鶴見区と守口市にまたがる鶴見緑地で、「国際花と緑の博覧会」(花の万博)が開かれ、約2,300万人が来場しました。開催に先駆け、京阪百貨店では会場内の「いのちの塔」横に「京阪サンドウィッチハウス」を出店ました。店舗は、サンドウィッチ、スナック、ビール、ジュース、アイスクリームなどを販売し、開店初日から連日大にぎわいで、昼食時間帯には長蛇の列ができるほどでした。